コメ不足、コメ価格高騰、備蓄米放出など、2025年の話題の中心は「コメ」だった。
一方で海外では「日本食ブーム」が起きており、その需要に応える形で政府は現在4.6万トンの輸出を2030年に8倍の35万トンに増やす目標を掲げている。日本米の魅力を海外に普及する“肝”はどこにあるのか? 朝日新聞の藤崎麻里記者は海外に飛んだ。
訪れたのはタイ・バンコク。藤崎記者が選んだのは新潟産のコメが使われているおにぎり店。テイクアウトではなく、席について箸で食べる。どんな味なのか?
藤崎記者「(一つのおにぎりに)アボカドとイクラ。日本ではなかなかない。中も外も具材がある。ちょっと崩れてくるからお店じゃないと食べられないが、すごく美味しい」
人気の具材は日本とは異なるのか?
藤崎記者「タイの場合、ある店ではいくらが人気、別の店では焼肉や鰻が人気で、コンビニのローソンではツナマヨとかシャケが選ばれている。マヨネーズなど、濃厚な味が人気らしい」
おにぎり店に「精米機」
