おにぎり店に「精米機」
続いて訪れたのは香港。ドン・キホーテの中にはおにぎり専門店が。実はここ、かなり本格的で北海道産のコメを使用しているのだが、お店の中に精米機がある。精米仕立て、炊きたてのおにぎりが購入できる。
ドン・キホーテ担当者「香港では『精米』自体を知らない人がすごく多い。精米器を置くことでその場で作っているところを見せながら出来立てが美味しいと(理解してもらいたい)」
新鮮なお米を提供するサービスと、元々のおにぎり人気も相まって、客もじわじわ増えているという。しかし、なぜアジア圏で日本米のおにぎりが人気なのか?
購入者A「他の国のコメと違って日本米は美味しくて食感がとても良い」
購入者B「モチモチしているところが良い。具材との相性も良くて好き」
購入者C「手軽に食べることができてヘルシーだけどお腹が満たされるのでお気に入り。日本文化も好きで(おにぎりは)ミニ寿司みたいな感じだ。私は日本米が好きだ。(香港でよく食べる)ジャスミン米はほぐれやすいが、日本米は粒が丸くてまとまりがあり、味わいが違う」
香港では日本人と異なる目的でおにぎりが選ばれているという。
藤崎記者「具材は焼肉や鰻など、おかずを食べるためにおにぎりを買うという位置付けのようだ」
香港で購入するおにぎりの値段は?
藤崎記者「精米もしているドン・キホーテでは日本円で500円前後。一番安い価格のものは190円ぐらい。日本よりちょっと高めの価格帯で売られていた」
コメを炊くときの「水」にもこだわりがあるのだろうか?
藤崎記者「日本では軟水が当たり前だが、そうではない国もある。海外での日本食展開をした方は軟水を使うよう意識していると話を聞いた」
日本米は価格保証がある
