【国際親善試合】ノルウェー女子代表 2-0 日本女子代表(日本時間10月29日/エスタディオ・ムニシパル・デ・ラ・リネア)
なでしこジャパン(サッカー日本女子代表)の試合中、スタンドからシュートを要求する大きな声が飛んだ。それを聞いた解説の元なでしこジャパン10番は、現役生活を思い出して苦笑いしていた。
なでしこジャパンは日本時間10月29日、国際親善試合でノルウェー代表と対戦。ボールポゼッションで上回ったものの決定力を欠き、逆に相手にチャンスをモノにされ0-2で敗戦した。
この試合は、スペイン・アンダルシア州カディス県のエスタディオ・ムニシパル・デ・ラ・リネアで行われた。収容人数は約1万人のスタジアムだが、ノルウェーの公共放送『NRK』によるとこの日の観客者数は38人。応援団によるチャントがなかったことで、開始直後から男性と思われる独特の野太い声が目立っていた。
そんな20分、静まり返ったスタジアムに“要求”がこだます。ノルウェーが左サイドを起点に攻め込み、ペナルティーエリア内で細かい連携を狙った場面で、同じ男性と思われる人物が「シュート!」と急に叫んだのだ。
岩渕氏が現役時代の想いを回想
