■即レス推奨派「早ければ早いほど信頼が積み重なる」
27歳にして8つの事業を展開する若手実業家で、Z世代マーケ会社「僕と私と」代表の今瀧健登氏は、徹底した即レス推奨派だ。「もともと即レスできるタイプではなかったが、日程調整や信頼を重ねる上で、即レスした方がいいと気づいてから、ずっと意識している。ビジネス上において、本当に少しの努力で結構な成果が得られる」と、効果を実感する。また「早ければ早いほど信頼の積み重ねがすごい。オフラインでいうところの相槌のようなもので、一旦返事をするだけでも信頼関係は全然変わる」と、いいことだらけと推奨する。
フルリモートだという自身の会社でも、即レスは従業員にも徹底させている。「最初の基準がすごく重要。5分以内に返すのが当たり前か、1日単位が当たり前か。うちはフルリモートなので、早く返事をしないとタスクが止まったり、ボールが落ちてしまう」と、5分以内のレスポンスを求めている。ただし24時間、即レスを求めるわけでもなく、今瀧氏自身も「基本的に午後8時以降は『できない』といって閉店し、友だちとご飯を食べたりする。日曜日も全然返事はしない」とメリハリをつけている。
■即レス否定派「すぐに返してくれるという謎の親近感を持たれる」
