■仕事によって対応様々「通知で作業を忘れてしまう」「日程調整はすぐ返事」
主にビジネスシーンにおいては、即レスした方がよいという風潮も強い中、チームみらい党首でITエンジニアでもある安野貴博氏は「どういう職種、仕事かで大きく変わる」と前置きした上で、「私はもともとソフトウェアエンジニア、プログラマーだった。エンジニアには深い集中がとても大事。そこに変な通知とかが来て、それを見ると今までやっていた作業を全て忘れてしまうことがある。なるべくシャットアウトした方が生産性は高まる。ただマネジメントをするような人はすぐに返した方がいいし、そうしないとプロジェクトが止まってしまう」とコメントした。
また文筆家・情報キュレーターの佐々木俊尚氏も「日程調整は早く返事しないと迷惑だからすぐに返事をするが、たとえば企画書だったり、あるいは一緒に仕事をしている出版社の編集者からの構成案などは、少し時間を取ってしっかり見てから、返事をした方が誠実だと思うところはある」とした。
またLINEやMessengerやSlackといったチャットツールと、メールとでも使い方やテンションが変わるともいう。「同じテキストでも古い文化は『手紙』だが、今のテキストは『会話』。LINEにしろSlackにしろ、そこの違いのズレが即レス反対につながっていると思う」とも述べていた。
(『ABEMA Prime』より)

