すると17巡目、浅井は4枚目となる發を持ってきた。そのまま切れば安牌だが、ここか積極的に加カンを選択。すると暗刻で抱えていた4筒が、3枚全てカンドラに化けるという僥倖。一気に跳満級の手へと昇格した。
ところがこの後の結末が不運。リンシャン牌は二万で、これは浅井には不要だったが、なんと七対子・ドラ2でテンパイしていたEARTH JETS・三浦智博(連盟)の当たり牌。浅井が止められるはずもなくツモ切りすると、すかさずロンの声がかかった。
この出来事に実況を務めていた小林未沙は「4筒3枚乗った!リンシャンはどうだ!あれー!?」と声を張ると、解説の土田浩翔(最高位戦)は「持ってきちゃった…カン振りしちゃった!」とコメント。カン振りとは、プロの公式戦などでは採用されていないマイナー役で、カンしてリンシャン牌を引いた後の捨て牌で放銃すること。ファンからは幸運かと思われたところから不運に見舞われた浅井に対して「掘り出してしまったw」「ドラ3つ乗ったのに」「上げて落とされた」「カンドラ3がああw」と同情の声が集まっていた。
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チーム、2025-26シーズンから全10チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各120試合(全300試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は7000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)
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