さらに、青山氏は高市外交を「いいスタートだったと思う。なんと言っても運がいい、ラッキーだった」と評する。「こういう日程は事前に決まっていたもので、そこに高市氏が総理になりタイミングが合った。この外交ラッシュとぶつかって、国会論戦より前に外交舞台のデビューを飾れたというのは、本当に高市氏は持っている」。

 一方で「準備不足なのはある程度否めないので、日米首脳会談でも共同会見や共同声明がなかったが、良好な関係という意味ではスタートを切れた。ただ、スタートを切っただけで、まだ実績を上げたというには早い。今後この良好な関係でスタートを切ったのを、国益に結びつけられるかどうかが焦点で、まだ緒ついたばかりだと思う」とした。

竹島問題や靖国問題などは依然残っている
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