将棋の第51期棋王戦コナミグループ杯挑戦者決定トーナメント準決勝が11月14日、東京・渋谷区の将棋会館で行われ、斎藤明日斗六段(27)が伊藤匠二冠(叡王・王座、23)に勝利した。
斎藤六段が“兄弟弟子対決”を制し、勝者組決勝戦へと進出した。伊藤二冠との注目の一戦は、午後5時58分に千日手が成立。先後を入れ替え、伊藤二冠の先手番で指し直しとなった。
指し直し局でも千日手局に続き相掛かりの出だしに。ABEMAでテキスト解説を担当した齊藤優希四段(29)は、「斎藤六段は後手番での作戦も用意しており、それが刺さった一局だった」とコメントした。
「緩みなく寄せきった斎藤六段の快勝譜だった」




