その後に佐々木が跳満をアガって再び浮上したが、仲林の勢いは揺るがない。南1局では早いダマテンで佐々木を直撃し、平和・一気通貫・赤の8000点を奪取。さらに南2局に5200点をツモってダメ押し。8万点弱のトップで+99.1の特大ポイントを獲得した。
試合後のインタビューでまず佐々木は「仲林君がアガりすぎ」と苦笑混じりの一言。続く仲林は「今年中にトップが取れて良かった」と笑みを浮かべた。不調の時期を振り返ると「なんとかできたと思うところもありましたが、今の自分の雀力では足りないなという部分でした。ラスを4回連続で引いていましたが、(今日は)いっぱいアガれて楽しかった」。自身のデータについては「アガリ率12%、放銃率も13%くらい。めちゃくちゃ弱い人なんで」と苦笑いを浮かべた。
ファンに対しては「やっとラス以外が引けました。世界麻雀(世界麻雀TOKYO2025)でチームメイトだった寿人さんの前で、いい麻雀が打てて良かったです」「ポイントを積み重ねて、3回目の優勝を狙っていきます」と力強く語った。2023-24シーズンでチームを優勝へ導いた立役者が、ここに復調。この勝利は、ライバルチームに脅威を与えるはずだ。
各選手の成績Mリーグ 日程
TODAY
12月9日(火)
12月11日(木)



