箱根連覇への「決定打」となるか。「コラントッテpresents MARCH対抗戦2025」があす22日、東京・町田GIONスタジアムで開催される。明大、青学大、立教大、中大、法大の5校が激突する注目の一戦。常勝軍団・青学大は、学生記録保持者の絶対エース・黒田朝日(4年)を擁し、万全の布陣で臨む。主将として迎える最後の対抗戦。「最後、優勝して終えたい」と誓う最強ランナーが、正月決戦へ向けた号砲を鳴らす。
単なる記録会ではない。名将・原晋監督の目は真剣だ。 「箱根駅伝まで約1カ月。まさに前哨戦だ」。そう言い切るのには理由がある。原監督独自の分析データによれば、このMARCH対抗戦の1万メートル平均タイムと、正月の箱根駅伝の順位には明確な“相関関係”があるという。「ここでの戦いが箱根を左右する」。常勝軍団の指揮官が位置づける重要決戦。各校の仕上がりが白日の下にさらされる。
「僕は4年生なので今年が最後になる。最後、優勝して終えたい」
