試合後の小林は「オーラスが怖くて怖くて…。ホッとしたという感じですね。『松本に振って2着ならしょうがないや』という気持ちになっていました」「リャンメン待ちなので渋々リーチをかけましたが、2人から追っかけられて、どうなることかと思いましたね。ドキドキして最後は『ロン』の声が出なくて、言い直してしまいました」と珍しく感情をにじませた。
この日、仲林と小林という、ここまでマイナスをしている選手の起用だったことには「ビックリしました。負けている2人になんとかさせようという荒療治じゃないですが、『こういう作戦なんだ』と思って…。うまくいって良かったです」とコメントした。最後は現状を踏まえて「ちょっとマイナスくらいまで戻ってきました。残り70試合ほどありますので頑張っていきます」と展望を語った。
試合後、解説の河野直也(最高位戦)は南3局の跳満が勝因とした上で、「全員の要所でのアガリが冴えていて、最後まで戦える位置にいたことで、この名試合が生まれた」と総括。クールな“ロボ”をも言葉に詰まらせるほどの激戦を称えた。
【第2試合結果】
1着 U-NEXT Pirates・小林剛(麻将連合)4万2500点/+62.5
2着 EARTH JETS・石井一馬(最高位戦)2万900点/+0.9
3着 TEAM雷電・本田朋広(連盟)1万9300点/▲20.7
4着 渋谷ABEMAS・松本吉弘(協会)1万7300点/▲42.7
【11月20日終了時点での成績】
1位 EX風林火山 +524.1(46/120)
2位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +495.8(44/120)
3位 BEAST X +26.8(46/120)
4位 赤坂ドリブンズ +8.2(42/120)
5位 U-NEXT Pirates ▲26.7(48/120)
6位 TEAM雷電 ▲140.6(44/120)
7位 KADOKAWAサクラナイツ ▲145.4(42/120)
8位 渋谷ABEMAS ▲154.0(46/120)
9位 セガサミーフェニックス ▲290.4(44/120)
10位 EARTH JETS ▲297.8(46/120)
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チーム、2025-26シーズンから全10チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各120試合(全300試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は7000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)



