その力士とは、序二段八十八枚目・宇瑠寅(式秀)。身長165センチ、体重60.6キロの序二段人気力士だ。ユニークな四股名のため、宇瑠寅が姿を現すと「制限時間3分しかないから大変」などの声が並ぶ。
そんな宇瑠寅は勝ち越しをかけて十四日目の相撲を行った。対戦力士は序二段八十一枚目・肥州山(境川)。肥州山も身長169.8センチ、体重116.6キロとそこまで大柄ではないが、宇瑠寅に比べるとやはり大きい。
立ち合い直後、宇瑠寅は低い体勢で相手の中に潜るが、肥州山が圧力をかけた。宇瑠寅は粘りを見せるも、圧力にこらえられなくなり、最後は上手投げ。宇瑠寅は負け越しが決まった。一方の肥州山は勝ち越した。
とはいえ、宇瑠寅の粘り強い姿には「すげぇ!」「よくやった!」「魅せるな」などの声が上がった。今場所は負け越しとなったが、2026年の初場所でも宇瑠寅の身体能力を活かした取組に期待だ。
(ABEMA/大相撲チャンネル)
2025年11月場所 千秋楽
更新日時:2025/11/23 19:08
※ ○=勝ち、●=負け、□=不戦勝、■=不戦敗


