混乱のステージを乗り越え、総合首位に躍り出たのはアドリアン・フルモー(ヒョンデ)だった。フルモーも左フロントの内圧が低下したものの、エアが残っていたためセスクスよりダメージは少なく済み、ステージ7番手タイムでフィニッシュ。セスクスに対しわずか2.4秒差で総合トップに浮上した。フルモーは走行後、コースの過酷さについて「本当に常軌を逸したステージだったと思いますね…(首を振り)いろんなところに危険が潜んでいますね。とても慎重に運転したつもりです」と語り、驚きを隠せない様子だった。
大波乱のデイ3を終え、最終日デイ4(SS15~SS17)の最終決戦は、日本時間29日午後に開始される予定だ。(ABEMA『WRC 世界ラリー選手権 2025』/(C)WRC)
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