こうなると2着目の竹内はおろか、大量失点で着ダウンできない周囲は前に出られない。最終盤、ツモに恵まれた渋谷ABEMAS・日向藍子（最高位戦）がカン5索でテンパイはしたが、これはフリテンで山にもゼロ。焦点は、堀が竹内のノーテンを読み切って、自身もノーテンと流局で試合終了させられるかの1点になった。
注目の中、堀は手牌を開けずにノーテン。日向だけが牌を開き、竹内と黒沢もノーテンで牌を伏せると、ここで堀の逃げ切りトップが確定した。ファンは「余裕の伏せでした」「さすがに実力」「ナイスすぎる！！」「天才だな」「お見事」などコメントを寄せたが、勝利者インタビューで堀は「そもそも（竹内）元太が張っているかどうかを読むのかナンセンス。元太が張っている確率と、自分が開けて元太がノーテンで、次局トップ取り切れるの確率を比べてばいいだけ。明らかに張っている確率低い。張っていたらあっぱれで、伏せただけ」と思考を明かしていた。
※連盟＝日本プロ麻雀連盟、最高位戦＝最高位戦日本プロ麻雀協会、協会＝日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チーム、2025-26シーズンから全10チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各120試合（全300試合）を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合（全30試合）を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ（16試合）に進み優勝を争う。優勝賞金は7000万円。
（ABEMA／麻雀チャンネルより）
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