不安を抱える会社員の実際の声とは

“人生100年時代” 生き抜く方法
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「ジャンルの違う職場を転々としてきたため、結果として何の力も身についていない。転職しようにもスキルがないという状態」(30代後半Aさん、以下同)

 ニュース番組『わたしとニュース』の取材に対し将来への不安を語ったのは、30代後半の女性Aさん。ゼネラリストでは、そこで身につけた能力や知識を証明する方法がないのではないか?と危機感を抱いているという。

「さまざまな部署にいたので、小さなものでも簡単なものでも、そこにいる間に関連する資格を取得しておけばよかった」

 自分のスキルを証明する資格の重要性を感じたAさんは簿記の勉強や、放課後児童支援員などの資格を取得。さらに、海外で日本語教員になるという将来的な目標に向け、通信制大学で資格取得を目指すということだ。

 Aさん同様、専門的なスキルがないため将来に不安がある人は少なくない。総合求人サイト「エン転職」のユーザーを対象にした調査では、キャリアに不安を持つ人々の声が寄せられた。

「今いる会社で得られた経験が今後役に立たないのではないか…」
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