勝負は南4局から激しく動き始める。1本場、アガり切りたい東城はドラの白を早い巡目で切ると、高宮に鳴かれ厳しい局面となった。仲林とともに守備に徹して流局へ持ち込み、続く2本場では柴田が1500点をアガってさらに点差は拮抗。卓上は全員が一撃のチャンスを持つ展開となった。
南4局3本場、東城は重い配牌を内へ寄せ、9巡目に六万チーからタンヤオで仕掛ける。中盤には4人すべてがイーシャンテンとなり、特に高宮は跳満の可能性を秘めた大物手。親の柴田も攻め気配を漂わせる緊張感の中、東城は最速でテンパイを入れ、カン4索待ちに構える。そして高宮のリーチ宣言牌となった4索を捕らえ、タンヤオの1000点（＋1200点）で試合を決めた。
「めちゃくちゃうれしいです！」と喜びを噛みしめるような表情で始まった勝利者インタビュー。南4局2本場で高宮にドラをポンされてしまった局面は「あれは寿命が縮みましたね」と振り返り、「なんとかお祈りが通じて、流局したので良かったです」とコメントした。さらに「今日は2着でポイントを持って帰れればと思っていました。大介さんも2着でしたし、今日は『流局！頼む！』というお祈りがたくさん通じました」と安堵の笑みを浮かべた。
東城は最後に「大介さんが決死の2着を守ってくれて、チームの流れを落とさなかった。なんとか私もトップで（流れを）引き継げたので、今週ももっとポイントを伸ばせるように、力を合わせて頑張っていきたいと思います」とファンにメッセージを伝え、ファンからは「さすがリーダー」「キャプテンナイス！」「頼むぞ！！」と期待の声が相次いだ。
各チーム・選手の成績Mリーグ 日程
TODAY
12月12日（金）
12月15日（月）
Amazon人気商品
