ところがこの時、九万は既に河に2枚見えており、山に残っている可能性があるのは中だけ。河には見えていないだけに、他者が対子で持っている、いわゆる「持ち持ち」の状態である可能性も十分にあったが、瑞原はそれでも突き進んだ。
すると14巡目、ゆったりと山から引いてきた牌は、待望の中。リーチ・ツモ・中・ドラの1万2000点という、絶好のスタートダッシュになった。ファンも沸いたこの選択、瑞原は試合後のインタビューで「1枚切れ中単騎でもリーチするんだから、これもリーチするんだよなと。どこかに対子で入っても、リーチした方が出てくる可能性があります。あれは片割れが枯れちゃってもリーチしようと思っていました」と、理由を説明していた。
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チーム、2025-26シーズンから全10チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各120試合(全300試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は7000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)
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