三面張の高目を潰され、しかも相手はドラの暗カン。それでも突き進むのが“ブルドーザー雀士”だった。「大和証券Mリーグ2025-26」、12月8日の第1試合でBEAST X・鈴木大介（連盟）が覚悟を決めたリーチから相手を逆転、周囲を興奮させた。
【映像】相手のドラカンなんて無視！鈴木大介、覚悟のリーチ→親満貫
将棋の「棋士」でもある鈴木大介だが、今シーズンのMリーグは絶不調。試合前までに12戦してトップはわずか1回、半数の6回がラスという成績で、個人ランキングでも40人中38位だった。もともと超攻撃的な麻雀で、アマチュア時代からプロを倒してきただけに、Mリーグでどれだけ不調になっても、どれだけ強気を通せるかが、今後のプロ雀士生活にも関わってくるポイントだ。
東2局、親番の鈴木大介が試されるポイントが来た。先制リーチを打っていたEARTH JETS・石井一馬（最高位戦）が8巡目にドラの1筒を持ってきた。この時、石井の手牌には1筒が3枚あり、石井は暗カン。周囲から見れば、リーチ・ドラ4の満貫以上が確定する一大事で、実際には赤5索、さらに白暗刻があることで、跳満以上が確定していた。
相手のドラカンなんて無視Mリーグ 日程
TODAY
12月16日（火）
12月18日（木）
Amazon人気商品
