南1局1本場、瑞原がドラの北をポン。カンが2つ入ってドラが増え、結果は倍満のツモ。親の下石は痛恨の親被りとなり、一時は厳しい立場に追い込まれた。しかし下石は、ここから猛反撃を見せる。南3局、タンヤオ・ドラの3・6・7索の変則三面張を一発ツモ。満貫のアガリで一気にトップ争いへと復帰した。
そして迎えた南4局。トップの瑞原とは満貫一つ分の差。下石は中とドラの南が対子となる好形を手にすると、まず中をポンしてイーシャンテン。さらに竹内から打たれた南をポンし、ペン3索待ちのテンパイを組んだ。6索の手出しが呼び水となり、瑞原が3索を放銃。南・中・チャンタ・ドラ3の1万2000点が決まり、劇的な逆転トップとなった。
試合後は「久しぶりです。うれしいです」と素直な喜びを口にし、「絶好調ですね?」という問いかけには「ですね」と笑顔。個人成績首位を走るEX風林火山・永井孝典(最高位戦)については「まだ遠いですが、捉えられたら」と穏やかに闘志をにじませた。
過去イチ、ショックな放銃Mリーグ 日程
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12月15日(月)
12月16日(火)



