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【映像】岩村四段VS中女流三段 対局開始時の表情

 将棋の第39期竜王戦6組ランキング戦が12月19日、東京・将棋会館で行われ、岩村太朗四段(19)と中七海女流三段(27)が現在対局中だ。10月1日にプロ入りした岩村四段は、本局がデビュー戦。中女流三段は竜王戦初参加となる。

【映像】岩村四段VS中女流三段 対局開始時の表情

 岩村四段は、2025年10月にプロ入り。東京都練馬区出身の19歳で、相振り飛車、阪田流向かい飛車を得意としている。また、詰将棋でも棋界トップクラスの実力を持ち、2025年3月に行われた詰将棋解答選手権チャンピオン戦では優勝の藤井聡太竜王(名人、王位、棋聖、棋王、王将、23)に次ぐ2位の成績を挙げた。さらに、詰将棋作家の顔も持ち、優れた詰将棋作品に与えられる看寿賞を3度受賞している。

 中女流三段は、神戸市出身の元奨励会員で女性として3人目の三段昇段者だった。年齢制限により退会し、2024年11月に女流棋士に転向。2025年度の女流王将戦では挑戦者決定戦で福間香奈女流六冠(33)を破り、西山朋佳女流王将(30)に挑戦した。初のタイトル戦は1勝2敗で敗退となったが、今後“福間・西山”の女流二強体制を打ち破る存在として大きな注目を集めている。なお、中女流三段は竜王戦初参戦で、自身にとって最長の持ち時間を戦うこととなる。

 両者は公式戦初手合いとなるが、三段リーグで2局対戦経験があり、いずれも岩村四段が白星を飾っている。注目の一戦は振り駒で岩村四段に決定。戦型は雁木となった。持ち時間は各5時間。

岩村四段、中女流三段が注文した昼食メニュー
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