■「1%でも環境を作った時点で、責任は親が取るべき」
中学受験は親のためなのか。SPRIX調べでは、「勉強で努力したり、いい成績をとると、親が喜んでくれるのがうれしい」44.7%、「勉強で先生や親の期待に応えるのがストレスに感じるときもある」32.0%、「親をがっかりさせたくない」50.5%となった。
富永氏は「子どもはサボりたいし、遊びたい。ずるをするのが、逆に成長のような気もする。そもそも“中学受験”のワードを持ってきたのが親であれば、その環境を1%でも作った時点で、責任は親が取るべきだ」とする。
子どもに選択肢を与える方法として、「公立と私立の中学校に、何も言わずに連れて行くことだ。私立だけでもダメで、通うはずの公立にも連れて行く。『歩いて行ける』などのメリット・デメリットを自分で感じさせる」とアドバイスする。「鉄道が大好きな子が、私立には鉄道研究部があり、鉄道模型が走っているが、公立ではその部活がないとすれば、それは1つのきっかけになる」。
(『ABEMA Prime』より)
この記事の画像一覧
