これでトップ目の下石に400点差まで迫ると、柴田の1人テンパイ、阿久津の1500点（＋300点、供託1000点）獲得後の東4局2本場では、暗刻にした東を活かしてチーから3・6・9索の三面待ちで待機。首尾よく親の阿久津から東・赤・ドラの3900点（＋600点、供託1000点）を奪取し、トップ目に浮上した。南3局2本場では、2着目の下石が連続テンパイで粘る中、リーチ・赤・ドラの5200点（＋600点、供託2000点）を加点すると共に、下石の親番を流すことに成功。変わらず2着目の下石と9900点差で迎えたオーラスでは、その下石がリーチをかけて柴田からアガるも、裏ドラが乗らずに3200点でとどまり、その瞬間、逃げ切り勝利を決めた。
チームは着実にポイントを増やす一方、個人としては5戦連続で逆連対中だった。11月18日以来のトップに、滝沢は「嬉しいです」とひと言。「久しぶりにトップを取れてよかったです」と表情を崩した。この勝利で滝沢自身も個人ランキング11位まで浮上。頼れる兼任監督が、悲願の初優勝に向けて突き進む。
各チーム・選手の成績Mリーグ 日程
12月25日（木）
12月26日（金）
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