これで永井は個人10勝目、年内での二桁勝利はMリーグ創設以来、初めての記録だ。インタビューに応じると、「うれしいです。ちょっとラスを覚悟していたので、終盤あそこまで手が入って、トップを決めることができて本当にうれしいです」と力を込めて語った。そして年内二桁勝利の新記録樹立については「やりましたね」と一言で喜びを表した。
ルーキーイヤーから恐るべき結果を残している永井。今年1年を振り返り「僕自身、この1年はすごい激動でした」と語る。その上で「チームとしても最終日、首位で終了して、年を越して、気持ち新たに来年も戦いたいと思っていました。このトップで勢いがついたと思います」と胸を張った。
1試合目終了時点でEX風林火山は573.4ポイント。その内、永井だけで470.6ポイント稼いでいる。この勢いはどこまで続くのか。2026年も注目の選手に間違いはなさそうだ。
【第1試合結果】
1着 EX風林火山・永井孝典(最高位戦)4万6200点/+66.2
2着 TEAM雷電・瀬戸熊直樹(連盟)2万6100点/+6.1
3着 BEAST X・中田花奈(連盟)1万5600点/▲24.4
4着 赤坂ドリブンズ・渡辺太(最高位戦)1万2100点/▲47.9
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チーム、2025-26シーズンから全10チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各120試合(全300試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は7000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)



