「最初は“王手”という言葉しか知らない超ド素人でした」。そう明るく笑う俳優のん(32)だが、その裏に隠された努力は並大抵のものではなかった。
のんは、藤井聡太竜王・名人(王位、棋聖、棋王、王将、23)と『年末指し納め対談』で対面。ドラマ『MISS KING』で天才棋士役を完璧にこなすために送っていた“将棋漬け”の衝撃的な日常を告白した。
対談でのんが明かしたルーティンは、なんと「毎朝、藤井先生の対局の生放送をチェックしながら、ご飯を食べていた」というもの。最強の棋士の指し手を“おかず”にして、プロの所作や空気感を細胞レベルで吸収する日々は、もはや役作りの域を超えた修行僧のような生活だ。
「駒を正しく持ち上げることさえ難しくて、最初は指そうとするたびに駒を吹っ飛ばしていました」と明かしたのんは、指導を担当した竹部さゆり女流四段(47)からの「1日100回指せば必ず上手くなる」というアドバイスを愚直に実行。食事中だけでなく、テレビを見ている間も、移動中も、常に駒を手に取り続けたという。
気になる藤井竜王・名人の反応




