2025年は東南アジアから多数の日本人容疑者が日本に移送・逮捕された。そんな中、2012年に発生した六本木クラブ襲撃事件に注目が集まっている。
【映像】特殊詐欺組織において拷問を受けた被害者の体(実際の様子)
六本木クラブ襲撃事件は、2012年9月2日未明、東京六本木のロアビル内のクラブ「フラワー」で起きた。判決などによると、9人の男がクラブに押し入り、当時31歳で客の藤本亮介さんに対して金属バットで殴るなどして、藤本さんを死亡させた。襲った男たちは関東連合という準暴力団のメンバーだった。
テレビ朝日社会部の山本光悦記者は詳しい状況について「被害者の藤本さんは友人ら複数と入店しVIPエリアで飲んでいた。藤本さんが入店したおよそ2時間半後、目出し帽をかぶった男ら9人が店に入ると、一直線にVIPエリアに向かい金属バットで2分にわたり無言で殴り続け、藤本さんは搬送先の病院で死亡が確認された。襲ったのは関東連合のメンバーで敵対グループの人物と藤本さんを間違えて襲撃したという。この事件で18人が逮捕されたが、メンバーを集めた主犯格とされている関東連合の元メンバー・見立真一容疑者(当時33歳)は唯一逃走を続けており、事件直後に中国に出国し、2012年11月にフィリピンに入国したのを最後に足取りが掴めていない」と説明。
関東連合とはどのような組織なのか。2016年に元リーダーの男性が『ABEMA Prime』の取材に応じ「メンバーの家庭環境はそこそこ良かった。ほとんどが中流階級以上」「学校内で異端児扱いされることで関東連合への道を歩み始めることも」「見立容疑者も高校に主席で入学。成績はトップクラス」「普通の暴走族は暴走行為がメイン。関東連合は暴走族をつぶすことが活動のメイン」などと答えている。
「成形手術をしている可能性もある」
