橋の上に置かれたスマホと漫画の謎。橋は船がついた港から徒歩15分の距離にあり、車の他、歩行者も通行できる。「『犯人がスマホを置く』は、あまり考えられない。発信記録でバレてしまう。となると、息子さんが車で拉致されて橋を通るときに『やばい』と思ってSOSで捨てたのではないか」と予想。
発見された漫画とスマホがあった位置はかなり近い場所だった。車から投げたとしたら、衝撃でもう少し離れた位置関係になるかもしれない。また、恭暉さんのスマホはもともとひび割れていたが、返却されたスマホに新たな傷は見当たらなかったという。この事実をどう考えればよいのか。「わかった、本に挟んだんだ。漫画にスマホを挟んで車から捨てたら、そんなに傷もないし、ちょうど(発見された近い)位置に分かれて。その可能性もある」とスマホが壊れないように漫画本に挟んで投げ捨てたと推理した。
意に反して連れ去られたとすると、車はどこへ向かったのか。実は生口島と本州には橋がかけられ、車での往来が可能だ。もし車を使ったのなら、恭暉さんが島から戻った姿が三原港の防犯カメラで確認できない理由も説明はつく。
誰かに誘い出された可能性
