<大相撲初場所>◇初日◇11日◇東京・両国国技館
体重約“2倍差”対決で巨漢力士が突如、自ら崩れ落ちる一幕があった。軍配は一度、巨漢力士に上がったが、物言い協議の結果「差し違え」で白星はするり。まさかの結末となったが、一体何があったのか。
それは、序ノ口十枚目・輝の里(田子ノ浦)と序ノ口九枚目・風ノ華(押尾川)の取組での出来事だった。輝の里は昭和53年生まれの47歳、初土俵は平成五年三月場所に経験したベテランだ。身長172センチ、体重は172.4キロと巨漢が集う角界の中でも、恵まれた体の部類に属す。
一方の風ノ華は平成18年生まれの19歳。初土俵は令和七年三月場所とフレッシュな力士だ。身長は173センチと輝の里よりも1センチ高いが、体重は80.6キロと2倍以上軽い。プロの世界に邁進する中で、今後、体も成長していくことが予想されるが、現時点ではかなり細身の部類と言えるだろう。
立ち合い、風ノ華は、体の大きな輝の里の中へと潜っていく。しかし圧力に屈して、風ノ華はジリジリと後退。風ノ華はこの状況を打開しようと、体勢を変えたが、輝の里は右手で強引に投げに出た。
風ノ華はそのまま土俵を割ったが、一方の輝の里も膝から崩れ落ちるようにして、土俵に倒れ込んだ。館内が騒つく中、序の口行司・木村先進は輝の里に軍配を上げた。
しかし、審判団から物言いが付き、協議結果は「両者の体が同時に落ちているのではと物言いが付きましたが、東型力士(輝の里)の膝が早く落ちており、行司軍配差し違えで西方力士(風ノ華)の勝ちと致します」と“つきひざ”であることが発表された。
ベテラン巨漢力士が白星をするりと逃してしまった結末。一方で冷静な視聴者は「膝がついてる」「ヒザが先やな」などと指摘する声を寄せていた。(ABEMA/大相撲チャンネル)
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