野中:苦労というか、「みんなで協力して撮った!」写真だと、花火をしている写真ですね。(写真を見せながら)綺麗に映ってるじゃないですか。
——はい。
野中:この線香花火、5秒で消えるんです!
——ええっ!?
野中:だから何十本も用意してもらって、いいところを撮影するために、線香花火を持ったスタッフさんたちの列ができてて(笑)。「いつでも野中さんに渡します!」って、皆さんが頑張ってくれて撮った写真なんです。こんな清々しい顔してますけど、裏側は全然そんなことなくて。
——現場のご苦労があって、とても美しい写真になったんですね。苦労というところで言うと、普通の洋服でプールに入っているカットは大変ではなかったのでしょうか?
野中:私は、衣装着用でのプールは楽しかったですね。普通は、洋服でプールとか入らないじゃないですか。
——そうですね(笑)。
野中:服の浮き方や揺らめき方もまた水着とは違ってて。ここは濡れてるのに、ここは乾いてて、でも私はちょっと濡れてて、みたいな絵ができ上がりました。涼しいのか、水に濡れてるのか、汗なのか……そんなふうにいろいろ捉えられるなって思って。
——表現の幅がすごく大きいお写真ですね。
野中:なかなか仕上がりがわからないですよね。服を着て、水に濡れて、どんな絵になるんだろう……みたいな。でもちゃんと仕上がってるので、きっとカメラマンさんとかはわかってたのかなって思います。
——衣装という観点でいうと、野中さんのお好きな服装はどれでしたか?
野中:写真集の最後に載っている、グレーのクシュクシュで可愛い衣装ですね。私、グレーの私服とか衣装がすごく好きで。それもありつつ、ちょっとだけ肌を見せてて。いい意味で、すごくあざとさマックスな。こう、女の子らしさを素直に出している感じがすごく好きで、フィッティングの時からお気に入りでした。「絶対にかわいく写ろう!」って。
あとは先ほどもお話しした、乗馬の時のウェディングドレスっぽい衣装ですね。実はよく見るとわかるのですが、この衣装が上下2つに分かれている作りでして。風のなびき方なども完成するまでどうなるかよくわからなかったのですが、いざ見たら、お気に入りのカットが多かったのがこの衣装でした。物語の一風景みたいな印象で。
それと、同じく先ほど挙げたグラバー園の衣装。おめかししている感じがすごく好きで。“一緒にお出かけ”みたいな雰囲気がありますよね
——すごく清楚で、お嬢様っぽさがありました!
野中:あまりこういうシルエットの衣装を着たことがなかったので、ちょっと挑戦してみたくなったんですよね。腰回りがマーメイドスカートのようになっていて、ちょっと目立つようになってたりとか。そこもお気に入りのポイントですね。
「ここを見てほしい!」という部分は?

