将棋の「囲碁将棋チャンネル ALSOK杯第75期王将戦七番勝負」第2局が1月24、25の両日に京都市の「伏見稲荷大社」で行われ、藤井聡太王将(竜王、名人、王位、棋聖、棋王、23)が挑戦者の永瀬拓矢九段(33)に111手で勝利した。藤井王将はシリーズ初白星を飾り、通算成績を1勝1敗のタイに戻した。次戦の第3局は、2月3・4日に東京都立川市の「オーベルジュ ときと」で指される。
藤井王将の先手番で幕を開けた本局は、第1局に続き両者得意の角換わりの出だしとなった。開幕局で研究をさく裂させ先勝した永瀬九段は、本局でもやや意外な早繰り銀を採用。先攻した永瀬九段に対し、藤井王将が対応に回る展開となった。
藤井王将は封じ手で後手の攻めを緩和する一手を選択。再開後はどこで藤井王将が攻めに転じるかに注目が集まっていたが、永瀬九段が先手陣に角を打ったところから藤井王将が反撃を開始。長く形勢不明の互角の戦いが繰り広げられていたものの、藤井王将が6筋を取り込む決断の一手から先手の視界が開けた一方、後手は攻めをつなげることが難しい状況に陥った。
藤井王将がペースを握って終盤戦に突入。永瀬九段は相手の攻めを遅らせる道を模索したものの、選択肢は狭く苦しい展開に。勝負手や罠をしかけて迫ったもののその差は縮まることなく、藤井王将が正確な指し回しで最短経路を突き進み勝利をもぎ取った。
藤井王将、永瀬九段の終局後コメント




