驚きと困惑の声が上がったのは、千秋楽を翌日に控えた十四日目のこと。客席から女性が“謎の叫び声”を長らく響かせ、この様子に対し相撲ファンからは「つまみ出せ」「なんやねんこの叫び声は」などと困惑と憤りの声が上がった。
それは十両十枚目・風賢央(押尾川)と十両二枚目・輝(高田川)の取組での出来事だった。両力士が土俵に上がると、客席から女性の声と思われる叫び声が何度も響き渡った。何と叫んでいるのかは聞き取れないが、甲高い叫び声が複数回にわたり立て続けに確認できた。
十両の取組になると、館内も満席に近くなっており、ざわめきも目立った。そんな中での女性の叫び声はひと際目立つものであり、“異様”でもあった。相撲ファンは「口ふさげ!」「つまみ出せ!」「怪鳥がいるな」「なんやねんこの叫び声は」などと困惑と憤りの声を上げた。さらに軍配が返っても叫び声は続いた。
この日は、十両三枚目・藤凌駕(藤島)と十両十一枚目・剣翔(追手風)の取組が行われる前も同様の叫び声が響き渡り「絶叫系がいる」「声がヤバい」「奇声がすごい」「奇声やめい」「力士も集中できない」などの声も寄せられていた。
今場所もたびたび議論を呼んでしまった大相撲における観戦マナー問題。推しの力士を応援し勝利を願う気持ちはわかるが、力士や他の相撲ファンに配慮することが求められる。
今場所前には、日本相撲協会のYouTube公式チャンネル「親方ちゃんねる」において、本場所中の観戦マナーや暗黙のルールなどについて言及する「相撲観戦前に観て下さい!観戦マナーについて親方会議!親方ちゃんねるからのお願いです!」が公開された。
また場所中に館内入り口で配布される「観戦ガイドブック」の中に「注意 大相撲 観戦礼法」なる項目があり、「観戦するみなさんも相手を敬い思いやる『心』で相撲をたのしみましょう」との一文が。そこには7つのイラストとともに、視界の妨げに注意、立ち合いでは静粛に、座椅子禁止、取組中の移動に注意、物を投げない、力士への誹謗中傷 過度な要求はしない、目に余るヤジ・指笛禁止などの注意事項が明記されている。なお、大相撲三月場所は8日(日)よりエディオンアリーナ大阪で開催される。(ABEMA/大相撲チャンネル)


