ポスターは候補者の名前を覚える上で重要であるが、そこだけで判断まですることはリスクも伴う。能條氏は、作る側の戦略と批判されやすい女性候補の立場について語った。
「作る側、候補者側はどういうものだと投票してもらいやすいかを考えて作っているので、ポスターだけで判断するのは危険というのもある。今回の男女差で言うと、どういうポスターを作っても、笑顔で作ったらもう少し真面目でキリッとしていた方が信頼できると言われて、逆に真面目なものだと可愛げがないとか偉そうとか言われて、何を作っても批判されてしまうものでもある。それが特に女性の方が言われやすいというのは、この研究で言っていることと同じなのかなと思った」
伊藤氏は、有権者の判断基準についてこう述べる。「ビジュアルで選ぶという方法も否定はしない。どんなきっかけでもいいと思っているが、やはりその人がどんなことを話しているか、結構話している姿はポスターの写真とは違ったりするので、その人本人を見ていく機会も設けていただけたらいいと思う」。
(『わたしとニュース』より)
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