失踪翌日、倉敷からおよそ90キロ離れた広島県生口島の橋の上で、恭暉さんのスマホと漫画が発見されていた。しかし、母親によると「事件だったら警察から開示ができると思うんですけど、事件ではないので、手がかりが携帯の中にあるかもしれないのに中身が見られない」という。
その後、警察から返却されたスマホは パスワードがわからず、たとえ親であっても子どものスマホの中身は開示できないと言われ、どうすることもできなかった。
母親は「捜査も行方不明では事件の扱いにならない。自分で、恭暉が通った道にありそうな防犯カメラを全部確認して、警察から防犯カメラのチェックをお願いしてもらって、地道な作業をしていた」と振り返る。
母親は恭暉さんが立ち寄った可能性があるすべての駅で降りて、防犯カメラの確認をしてきた。目撃情報があった場所や、大阪・西成の炊き出し会場などでチラシを配り、情報提供も呼びかけてきたが、進展はなかった。「何か手がかりがほしいとチラシを配り、声をかけて回ったが、待つしかない。もう手がかりが何もない」(母親)。
恭暉さんが行方不明になっていることが放送されると、Xなどであわせて2000万表示という関心を集めた。SNSでは「中学生が3年も行方不明なら、それはもう事件でしょ」「事件じゃないという判断でスマホが開示できないのはおかしい」といった反響があった。
この行方不明には謎が多く残されている
