2月8日に大同生命SVリーグ女子の第15節が行われ、ヴィクトリーナ姫路は敵地でデンソーエアリービーズと対戦。試合序盤に、驚きのサーブが飛び出した。

 第1セット8ー8で並ぶ場面、姫路のサーブを担当したのが野中瑠衣だ。コート後方からエンドライン際でジャンプしてフローターサーブを放つと、ボールは無回転のままネットを越え、そこからスッと落下。デンソーのサブリーナ・デジェズス・マシャドはボールの正面に入ってレシーブの体勢を取っていたものの、手元でもうひと伸びしてきたため正確に捉えることができず。ボールは手を弾いてサイドラインの外へ飛び、姫路のポイントとなった。

 このサービスエースには野中も歓喜して味方と得点を喜び合ったが、相手からするとたまったものじゃないだろう。レシーブに失敗したブラジル人アウトサイドヒッターは、ボールがアウトになると、その場で愕然としたように立ち尽くしていた。

 野中は今季、Astemoリヴァーレ茨城から姫路へ移籍。2025年5月に女子日本代表に初選出された際、合同記者会見で「かわいいだけじゃだめですか?」と人気アイドルグループ『CUTIE STREET』の曲のフレーズをなぞる挨拶で話題を集めた。以前から注目を集めてきた選手は今季、姫路でエース級の働きを続け、1月末にはオールスターゲームにも出場。今季はここまで441本のサーブを打ってエースは20本、サーブ効果率は日本人選手でトップの14.9%を記録するなど、自他共に認めるアタッカーとして際立っている。

 この日、チームはデンソーに1―3で敗れたものの、野中はサービスエース2本、ブロックポイント1本を含めて22得点。チーム最多のポイントを挙げて存在感を示した。(ABEMA de J SPORTS/SVリーグ)

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