上司はツラいよ…マネジメント側が苦労する「熱量低い」労働者
こうした労働者の意識変化は、マネジメント側にとっては悩みのタネだという。
「もともと意欲高い人をマネジメントするのは簡単。そう難しい話ではない。マネジメント側が悩んでいるのは、働く意欲がそんなに高くない人のこと」
「仕事に人生をそこまでかけてなくて、ライフワークではなく、日々のライスワークとして給料をもらえるのなら、もっとプライベートに時間を使いたいし、一生懸命仕事をすることにそこまで価値を見出していないよっていう、熱量の低い人たちの方が圧倒的に大多数。この人たちをどうモチベートするか、やる気を引き出してより生産性高く働いてもらうかに苦戦している(マネジメント側の)方は非常に多い」
「上の世代の働き方をしたくないという20代の方は増えている。あなたほど一生懸命人生を仕事にかけたくないです、っていう人はやっぱり増えている。兼業副業であくせく働いて数万円上乗せするよりも、もっと人生を充実させる方法はあると考えているのではないか。」
またパーソル総合研究所の調査によると、「自分の成長を目的として行っている勤務先以外での学習や自己啓発」の調査で、「特に何も行っていない」と回答した人は日本が52.6%で世界18の国と地域の中で最も高かった。
この結果について、滝川氏は「雇用慣行の違いが大きい」と述べる。
「シビアな雇用の流動化が進んでいる国では、会社に入ろうとしたら『あなたはもう来なくていいです』ということが起きる。一方、日本はいきなりクビになることはないため、自分の市場価値を高めようとは思わない。インセンティブが働きづらいということが、(背景に)あると思う」
(『わたしとニュース』より)
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