長谷川と谷川は「共存できる」

長谷川唯(右)と谷川萌々子(左)の共演にも期待。(C)Getty Images
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 中盤のアンカーは、宮澤ひなた(マンチェスター・ユナイテッド)と長野風花(リヴァプール)がニールセン政権でスタメン争いを展開。今大会もとりわけグループステージはプレータイムを分け合う形になるか。守備固めの際はDF熊谷をアンカーに回すソリューションもある。

 インサイドハーフは、キャプテンの長谷川唯マンチェスター・シティ)がもちろん大黒柱。過去1年の起用法を考えると、2025年のアメリカリーグでベストイレブンに輝くなど成長著しい松窪真心(ノースカロライナ・カレッジ)も主力扱いだろう。

 とはいえ、“次世代エース”として期待される20歳の谷川萌々子(バイエルン・ミュンヘン)も、今シーズンはすでに公式戦二桁ゴールと好調だ。長谷川&谷川のコンビは、ここまでお互いのコンディション問題でなかなか実現してこなかったが(現政権だと先発共演はゼロ)、ニールセン監督は「2人とも本調子ならば、まったく問題なく共存できる」と断言。今大会は長谷川と谷川の“夢の共演”にも期待が膨らむ。

 このインサイドハーフは、指揮官が「小柄ながらランニング能力が高く、強度をもたらせる選手」と評した国内組の成宮唯(INAC神戸レオネッサ)、欧州でインパクトを残して約1年ぶりに代表復帰した林穂之香(エヴァートン)が控えており、そして宮澤と長野も何度か試されている。質・量ともに最も充実したセクションで、高い次元でのターンオーバーが可能だ。

DF高橋の前線起用も引き続き重要なオプション
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