【写真・画像】アニメ『炎の闘球女 ドッジ弾子』ティザービジュアル解禁!主演は中山まなか、日髙のり子も弾平役で続投 3枚目
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――ご自身が演じている弾子、弾平以外にお気に入りのキャラクターはいますか?

日高:私はなんといっても、弾平のライバルだった二階堂大河の娘である平子ちゃんです。あの大河くんから、どうしてあんな娘が生まれてしまったのか不思議でしかたありません(笑)。

中山:大河くんはパーフェクトなイケメンだったのに……(笑)。

日高:そう。さわやかで、正々堂々を絵に描いたようなまっすぐな人。その大河くんが“弾平”へのリスペクトを込めて、名前から“平”の一文字をとって、娘に“平子”と名付けたんですよね。それで、大河くんから弾平のことを聞いて育った平子ちゃんは、弾平のことをすごく尊敬してくれている。それはとってもうれしいのですが、よっぽど変わったお嫁さんをもらわないかぎりは、こうはならないんじゃないのかなと(苦笑)。
熱血でも、おふざけでも、役者たちの底力を目の当たりにさせられることが多い現場なんです。ほかには、珍子ちゃんも味があるキャラクターでお気に入りです。

中山:私、珍子ちゃん大好きなんですよ! 物語当初の珍子ちゃんは弾子のブレーキ役みたいな存在なんですが、どんどんはっちゃけて濃いキャラクターになっていくんです。それに比例して、前田佳織里さんの演技もエスカレートしていって(笑)。まじめな委員長タイプと思いきや、どんどん愉快になっていって、ツッコミ役だったのが前のめりにボケていくのが本当におもしろいんです。そのはっちゃけ具合が「この作品にはブレーキがないんだ!」っていうのを象徴していて、いいですね。

――今作では、大人の姿に成長した弾平が登場します。弾子役の中山さんにとっては父親、かつて弾平を演じた日高さんにとっては未来の姿ということで、それぞれ関係の深いキャラクターですが、大人の弾平を演じるキャストとのエピソードはありますか?

中山:初主演でぎこちない私を「大丈夫だよ」と励ましてくださって。肩に乗るくらい小さな弾子と語らうシーンでは、頼もしく、でも面白く全力で演じてくださったので、胸を借りるつもりで飛び込ませていただきました。優しく心強い、懐の深い方だなと思いました。

日高:大人の男性に成長した弾平は私には絶対できない役なので、「よろしくね」って託しました。テスト後に「こんな感じで大丈夫でしたか?」と声をかけてくれたので、「明るくて前向きだったら、あとは何やってもオッケーだよ」と伝えました。

――「明るく前向き」というのは、娘の弾子にも共通するポイントですね。

中山:そうですね。喜んだり、怒ったり、驚いたり、心の反応をすごく素直に出してくれる子なので、私としては余計なことを考えて小さくなってしまうくらいなら、ドーンと前に出てまっすぐ表現することが大事かなと思っています。共演者のみなさんが頼もしい方ばかりなので胸を借りるつもりで、等身大の気持ちを全力投球することを意識してます。

――日高さんは『弾平』放送当時、どんなことを心がけていましたか?

日高:私は、弾平のようなサイズ感の少年を演じるのは初めての経験だったんです。最初に原作を読ませていただいた時には「なんてエネルギーの詰まった子なんだろう」って思いました。空気をいっぱいに入れたボールみたいな子で、その弾けるような元気の良さを表現したいなって。母ちゃんと話す時には甘えん坊なところもあってかわいらしく、コミカルなシーンもたくさんあったので、その明るさをベースにして、いざドッジになると魂に火が付いて燃え上がる、というギャップを目指しました。そんな弾平のまっすぐなところは、弾子にもしっかりと受け継がれていますよね。

――収録現場での印象的なエピソードを教えてください。

中山:ある時、最後に日高さん(ナレーション)が「続く!」って言って、お話が締めくくられる回があったんです。その時、一切示し合わせてないにも関わらず、その場のみんなから拍手が湧き上がったんです。もちろん私も。この「続く」が聞きたかったんだって、その場の全員が感じ入ってしまって。

日高:その「続く」も「熱血で」って言われました。私は『弾子』の収録は、どうしても『弾平』当時を思い出してしまいますね。当時は珍念役を野沢雅子さんが担当していらっしゃって、マコさんとご一緒できるだけでもとてもうれしかったのですが、長年少年役を務めていらっしゃるマコさんの声量たるやものすごくて……。弾平と珍念の最初のやり取りなんか、珍念の方がずっと元気だったんですよ。なので、負けないように強く元気にと、何度も何度もテイクを重ねました。だから『弾子』で、みんなが叫んでいる時にも、その記憶が蘇ってきて……。私は過去のスタジオと今のスタジオを、心のなかで行ったり来たりしてるような感覚です。

本作の見所は
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