■関係暴露された世界の大物たち
1月30日に追加で公開された資料には、実業家のイーロン・マスク氏とのメールのやり取りや、クリントン元大統領やビル・ゲイツ氏の名前が含まれていて、エプスタイン氏と何らかの関係があったとみられている。
追加公開の影響はアメリカ国内にとどまらない。すでに王子の称号を返上しているイギリスのアンドリュー元王子。イギリスのスターマー首相は、マンデルソン氏をエプスタイン氏と親しいと知りながら駐米大使に任命していたとして責任を問われる事態に。なお19日、アンドリュー元王子は公務に不正な疑いがあったとして、現地警察に逮捕されている。
さらに、クリーンな政治で知られるノルウェーでも、マリット皇太子妃とエプスタイン氏との親密な関係が度重なるメールのやり取りで指摘されている。データから疑いの目が向けられた世界中の政治家や富豪たち、影響は続きそうだ。
エリートへの不処罰に対する批判が高まる中、三牧氏は次のように指摘する。
「議会でのボンディの発言、これは民主党関係者、共和党関係者、党派を超えてエリートに広く存在する問題。政治の場ではすごく党派的になってしまっているが、国民はみんな明らかにしてほしいと。これだけ少女を奴隷化して、性的人身売買をして、自らも性的暴行していたような人たちが不処罰になるのはおかしいと」
「さらに、ラトニック氏はたとえ犯罪に関わっていなくても、有罪判決が出ていて問題がある人物だとわかっていて、その後も親しい関係を続けていた。未成年に対する重大な罪を犯した人物と一緒に楽しい時を過ごすのは厳密に罪に問われることではなくとも、そうした道義的な感覚、責任も問われている」
また、ボンディ氏の態度についても「トランプ氏に関する質問になると全く正面から答えずに、『トランプ大統領は素晴らしい大統領。そんな質問をするのは無礼だ』と質問に答えるのではなく、都合の悪いことからは逃げるといった姿勢が非常に問題視されている」と語った。
トランプ大統領は関与否定も…支持率大幅低下
