【SVリーグ】 ヴィクトリーナ姫路 3 - 0 東レアローズ滋賀(2月15日・女子第16節)
「かわいいだけじゃだめですか?」のフレーズで知られる人気選手が見せた、泥臭くも執念に満ちた“一撃”にチームとファンが興奮。絶体絶命のピンチで繰り出した咄嗟のパンチに「絶対に落とさない執念」「凄すぎる」と驚きの声が上がっている。
第2セット開始直後、0-0の場面だった。ヴィクトリーナ姫路の攻撃。野中瑠衣のサーブから始まったラリーは東レアローズ滋賀のミドルブロッカー、ジュリエット・ロホイスが放った強烈なクイックが姫路コートを襲う。これに反応した野中だったが、強打の威力に弾かれ背後に倒れ込んでしまう。万事休すかと思われたが、ここから姫路が驚異の粘りを見せた。
コート外へ大きく逸れたボールに対し、この試合でPOMに選出される活躍を見せたアウトサイドヒッターの田中咲希が猛然とダッシュ。最後はダイビングレシーブで懸命に繋ぐと、ボールは再び野中の元へ。体勢を立て直す余裕がない中、野中は腰を落とした不十分な姿勢のまま、右手を握りしめて渾身の“パンチ”を選択。拳で押し戻されたボールは見事に相手コートへと返った。
この執念に応えたのが、オポジットのカミーラ・ミンガルディだ。続くラリーの最後、リベロの福留慧美によるトスから放たれた強烈なスパイクが相手コートを射抜き、野中のパンチから始まった劇的なロングラリーを制した。直後のサーブで野中は今季24本目のサービスエースも決めている。
野中は2025年5月に日本代表に初選出された際、合同記者会見で人気アイドルグループ『CUTIE STREET』の楽曲になぞらえ「かわいいだけじゃだめですか?」と挨拶し、一躍時の人となった選手。そのルックスだけでなく、この日は14のアタック、1つのブロック、さらにはサービスエースを奪うなど、フル出場でチームの3-0ストレート勝ちを牽引。名実ともにSVリーグを象徴するスターへの階段を駆け上がっている。
このプレーにチーム公式Xも反応し、「渾身の "るいパンチ"!!」と動画を投稿。ファンからは「ネコもビックリ!?の大ファインプレー」「絶対に落とさない執念の神パンチ」「ガンダム思い出したかも」「凄すぎる」など、多くのコメントが寄せられている。(ABEMA de J SPORTS/SVリーグ)
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