今期の五番勝負は、2月8日に愛媛県松山市の「道後温泉ふなや」で開幕。振り駒で先手番となった増田八段が相掛かり模様の出だしから、とっておきの作戦をぶつけた。長く均衡が保たれていたものの、両者の持ち時間が切迫してくると慌ただしく指し手が進み、増田八段のペースに。終盤では一気に差が開き、増田八段が嬉しいシリーズ先勝を飾った。
藤井棋王は、現在並行して行われている王将戦七番勝負で挑戦者の永瀬拓矢九段(33)に1勝3敗と苦戦を強いられている。“ダブルカド番”を阻止するためにも、絶対に本局を落とすことはできない。
勢いに乗る増田八段が先手番で連勝を飾るのか、藤井棋王が貫録を見せつけるのか。注目の金沢対局のゆくえから目が離せない。




