■憎しみと変化
浩三さんは、トー横に通っていた娘・あきこさん(享年16)を亡くした。中学時代に「起立性調節障害」で不登校気味になり、2022年5月ごろからトー横に入り浸り、地雷系やコンカフェでのバイト、ODを経験。しかし2023年3月、彼氏と自死した。
父親としての第一印象としては「最初は子どもたちを絶対にトー横へ行かせたくなかった」が、「娘がそこで亡くなり、トー横の子たちと関わる中で『普通の子たちだ』とギャップを感じた」という。「当初は復讐から『トー横をぶっ潰してやろう』と思っていた。でも話を重ねるうちに、それではダメだと考えて、支援し始めた」。
当時の親子関係を振り返り、「仲はいいようで、悪いようで、といった感じ。男性関係で厳しく言ってしまった。また、私の仕事が忙しく、実家に頼りきってしまい、朝9時に出て終電で帰る生活を続けていた」と語った。
娘を亡くした直後は批判的だったが、後に「トー横に来る子たちではなく、運んでくる大人が悪い」と考えるようになった。「知識がない未成年を使い、ODや薬物、転売をさせる大人がいた。2〜3年前はひどかったが、そうした大人は捕まり、今は少しおとなしくなっている」。
■親としての後悔と提言
