■1人あたりの手術数は日本の3、4倍

アメリカで働くメリット
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 日本で8年間、心臓外科医として勤務した後に渡米した北原氏は、圧倒的な「手術数」の差を指摘した。「日本は年間約7万件の心臓手術に対し、医師が2000〜3000人いる。一方、アメリカは40万から50万件に対し、医師数は3000〜4000人と、日本より少し多い程度だ。1人あたりの経験値は3、4倍違う」。

 さらに、労働環境についても「アメリカにはフィジシャン・アシスタント(PA)という医師を補助する専門職があり、外科医は手術に専念できる。事務作業もほとんどなく、日本に比べて自由な時間が圧倒的に多い」といい、医師側にとってのメリットを強調した。

■「患者側」から見たアメリカ医療の現実
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