【写真・画像】 1枚目
【映像】“くの字”のままタオル投入の壮絶KO

 何度打たれても立ち向かう不屈の精神を発揮するも、最後はリングに両手をつき“くの字”の状態で力尽きてタオル投入。まさに体力ゲージがゼロになったかのような劇的かつ壮絶な敗戦シーンに「疲れとダメージ両方」「タオル遅いよ」など心を揺さぶられるファンが続出した。

【映像】“くの字”のままタオル投入の壮絶KO

 2月28日、後楽園ホールで開催された「Krush.187」で桝本翔也(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)と伊藤渚(K-1ジム川口ブルードラゴン)が対戦。伊藤が3ラウンド中盤に桝本を打撃の蓄積でKO。フラフラになりながら折れないしぶとさを見せた桝本だったが最後はリングに沈んだ。

 33歳、40戦超のベテラン・桝本はかつてのKrushトップ戦線の雄。しかし、2020年から勝ちに見放され6連敗と苦しい状況。対する伊藤はアマチュアを経てK-1グループでプロキャリアを重ねてきた。Krushでは負け越して来たが前回の上田咲也戦で4勝5敗1分とこの試合に勝てば勝敗が並ぶ。

 1ラウンド、序盤から伊藤はローキックで執拗に足を削って行く、桝本も左インローで返しプレッシャーをかける。伊藤はヒザ蹴りや左ボディ、右ストレートを散らすも桝本も反撃。しかし、ラウンド中盤に右のストレートを打ち抜かれると一気に減速。ダメージを感じさせる動きのまま前進し、伊藤のローキックを次々と被弾する。さらにボディやハイキックを受ける場面が増える展開だが、ゼロ距離攻防に強い桝本も終了間際にパンチの連打で反撃。何とかラウンドを終える。

 2ラウンド、ロープ際に追い詰められる桝本だが、左のカーフとアッパーで対抗。確実にダメージは蓄積しているがクリンチではなく、頭を潜らせ食らいつく独特のスタイル。ファンも「フラフラしてるな」「足に来てるな」と目に見えて効いている姿に反応する一方で、コツコツと上下反撃を見せる粘りの戦いに「逆転あるか?」と期待の声も。ダメージは目に見えて蓄積しているが、前進を続ける桝本に、解説の宮田充Krush総合プロデューサーも思わず「桝本くんしぶといなぁ」と折れない心を称えつつも「僕ずっとみている選手なんで…」「(朝久裕貴の宿敵だった)いい時代を見ているので感情移入してしまう」と連敗続きのベテランに対する胸の内を明かした。

 3ラウンド、桝本はダメージの溜まった足では踏ん張りが利かず、引きずりながら下がる場面が目立つ。ディフェンスにも綻びが生じ始め、満身創痍の姿でバックブローを放つとファンから「右足を痛めてるね」「子鹿状態だ」の声も。絞り出すようにスピンキックを2発放ったが不発。伊藤はここでパンチ主体にギアを上げ、右ストレートからの連打でロープ際まで追い込み、ついにダウンを奪った。

 最初のダウンとはいえ桝本に残された体力はなかったかマットに両手をつき立ち上がろうとするが、ここでセコンドからタオル投入。レフェリーがストップを宣告した。力尽きるような壮絶なKOシーンにファンも「疲れとダメージ、両方という感じだな」「ダメージ蓄積で全く反応できてなかった」といった反応。加えて「タオル遅いよ」「これはしょうがない」「気持ちが折れたんやな」などさまざまな反響が寄せられた。

 タフな消耗戦となったがこの勝利は伊藤にとってKrush本戦での初の連勝であり、第12戦目にしてKO勝ちでアピールに成功した形だ。「カーフで足を削り、パンチで仕留める」という勝ちパターンで自らの存在感を押し上げた一戦となった。桝本については、かつて同じジムの先輩にあたる解説の卜部弘嵩が「桝本のことを考えるとね…僕は考えてしまうんで。悔しいでしょうね」と気持ちを代弁。宮田プロデューサーも早期KOが目立ったここ数年から粘りの戦いぶりを見せた桝本に「今までの試合よりはいい所を見せてくれたが、伊藤くんが乗り越えた試合」と総括した。

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