◆総理時代に「できたこと」と「残した悔い」
石破氏は、短期間となった自身の総理時代についても率直な思いを語った。「できたこと」として第一に挙げたのは防災庁の設置だ。「防災庁を作ろうというのは、30年来ある話だった。それが今年中にできるということだけでも、総理を務めた意義はすごくあった」 と自負をのぞかせた。また、自衛官の処遇改善についても、「新しく募集すると半分しか来ないでどうするかというのもあり、処遇改善した。そうすると離職者の数はてきめんに減っていった」と着実な成果を挙げた。
一方で、やり残したこと、すなわち「悔い」についても隠さない。「悔いが残らずやめた人なんていない」と語ると、最も心残りに感じているのが「地方創生」だ。特に、日本のコメのポテンシャルを活かした成長戦略について、「日本のコメを求めてる人は世界中にいっぱいいる。食べてみたらこんな美味しいんだということがある」と熱を込める。人口減少が加速する中、「コメを増やしていく、増産していくことは、世界のニーズに応えることでもある。日本の国土のあり方をきちんと元へ戻していくことでもある。大事なことだと思う」と述べ、自身が掲げた「増産」の旗印が政権交代後に変化したことへの未練を滲ませていた。
(『ABEMA Prime』より)

