■巧妙化・組織化する「性風俗スカウト」の実態
2018年までの4年間、ナチュラルに在籍していたテッド氏は、その活動内容について、「道を歩いている女性に声をかけ、仲良くなって、夜の仕事を探していれば適したところに紹介をして、スカウトバック(紹介料)をいただくというシンプルなことをしていた」と説明。動機については「手っ取り早くお金を稼げるという話で、他の仕事からズルズルと移っていった」。
また、単なる紹介にとどまらず、店と女性の仲立ちをするマネージャーのような役割も担っていた。「お店も善意で女の子を受け入れるわけではない。女の子の給料をごまかしたりすることもあるので、条件面の交渉など、真っ当な仕事の真似事のような感覚はあった」。当時の収入については「月収50万円に達することもあった」と明かした。
違法だという認識については、「完全に何にも触れていないとは思っていなかった。ただ、迷惑防止条例違反のような、いわゆる迷惑行為の延長線上にあるものだと軽く見ていた。ただ、完全にいいこととして紹介していたつもりはない」。スカウトを辞めた理由は、「続けるのは気持ち的にしんどいと思っていた」と述べた。
■元暴対課が明かす組織の巨大化と捜査の裏側
