前期の五番勝負は伊藤叡王と大熱戦を演じたものの、フルセットで敗退。斎藤八段は、「そこから成績もだいぶ落としたが、叡王戦が始まるまでに気持ちを切り替えた。年が明けてからは各棋戦でまずまず指せていたので、勢いに乗れた」とコメントした。
伊藤叡王の印象については、「前期防衛してからずっと勝たれているイメージがある。私とのタイトル戦で充実度が増したので、良い“斬られ役”になってしまったと思っていた」と語る。再び臨むことになった伊藤叡王との五番勝負に向けて、「すぐにチャンスが巡ってくると思っていなかったが、チャンスが来たからには前期の反省を活かせればと思っている」と闘志を燃やしていた。
今期の五番勝負は、4月3日にシンガポールで開幕。「海外でのタイトル戦の対局者になれたことは嬉しい」とした上で、「今までにない経験なので、海外で普段通りの対局ができるのか、不安と楽しみのどちらの気持ちもある」と表情を引き締めていた。
2期連続同一カードとなった今期のシリーズを制するのはどちらか。新シーズンとともに開幕する春の五番勝負のゆくえから目が離せない。
第11期叡王戦五番勝負 日程・対局場




