【WRC世界ラリー選手権】第3戦 サファリ・ラリー・ケニア(3月12日〜15日)
日本人の勝田貴元が初優勝したWRCのサファリ・ラリー・ケニアで、アタック中のヒョンデのマシンからパーツが外れる瞬間が中継に捉えられ、注目を集める一幕があった。
今季2年ぶりのWRC参戦となったエサペッカ・ラッピは35歳のフィンランド人。かつて所属したヒョンデで、同じくベテランのヘイデン・パットンとシートを共有しながらパートタイム参戦している。
競技3日目デイ3のSS14を終えた時点で、ライバルのリタイアにも助けられ、ラッピは総合3位にまで順位を上げ、迎えたSS15「エレメンタイタ」。ケニアの草原ステージだが、路面にはとんでもない凹凸があり、石や岩も転がっている。この過酷な路面を高い平均速度で駆け抜けていくことになる。ラッピの経過タイムを見ていると、暫定トップタイムから徐々に遅れ出した。見ると、ラッピが乗るヒョンデi20 N ラリーのボディはいくつかの箇所が破損している。フロントバンパーやフェンダー(タイヤを囲うように装着されている半円状のパーツ)など、傷がない場所を探すのが大変なくらいだ。
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