東日本大震災から15年が経過した3月11日。福島県・いわき市で、“ある給食”が物議となった。
この地域では、卒業前の最後の給食には「赤飯」を出すことが通例となっていたことで、いわき市の公立中学校では、赤飯が用意されていた。しかし、その日の午前中、保護者を名乗る人物から学校に「震災のあった日に赤飯はいかがなものか」と1本の電話が入り、学校は市の教育委員会に報告。教育委員会は「赤飯を出すことをやめる」判断をした。
調理済みのおよそ2100食の赤飯は廃棄され、生徒たちには急きょ、学校で備蓄した非常用の缶詰パンなどが代わりに提供された。この事実が報じられるとネットでは「追悼の日に赤飯はないだろう」「どこが不謹慎なのかよく分からない」「食事を出す背景を気にしすぎ」など、賛否の声があがった。
いわき市の内田広之市長は16日の会見で「犠牲者を追悼し、大変ななか育てた親に感謝するのであれば、震災から頑張ってきた。子どもたちの門出を祝う意味で(赤飯を出しても)問題なかった」と述べた。
震災の日の給食に赤飯は不謹慎なのか。それとも気にしすぎなのか。『ABEMA Prime』で、いわき市の内田市長と考えた。
■匿名電話1本で2100食を廃棄した判断の妥当性
