■「『そこでもういいじゃないか』と追い詰められるようなプレッシャーになる」
使用済み核燃料の貯蔵容量が数年で満杯になると言われる中、小林氏は「再稼働をしていかないと日本のエネルギー事情は非常に厳しい。最終処分地をきちっと持っておかないと推進も難しい」と現状の切迫を語った。
最終処分場の選定に向けた調査には、文献調査、概要調査、精密調査と20年以上の歳月を要する。スピード感を上げることについては、「技術的に大丈夫だから早められるのかという議論と、地域の方々の合意形成の時間という両面があるため、そう簡単にはいかない。候補地が非常に少ないと、進めば進むほど『そこでもういいじゃないか』と追い詰められるようなプレッシャーになる実態がある。より多くの候補地を明らかにし、みんなで議論を進めていくことが重要だ」と述べた。
今後について、平野氏は、「原子力行政に対する強い反対意見を持つ方と歩み寄るのは難しい。しかし、目の前にある核のごみは避けて通れない。自分の子供の世代にこれを持ち越してはいけない」と強調した。
(『ABEMA Prime』より)
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