■原発2割は「相当ハードルが高い」
原子力発電の比率を2割にする目標について、松尾氏は「相当ハードルが高い。利活用は不可欠だが、実現は容易ではない」。
橘川氏も「2040年に2割を維持するには、33基ほどを稼働させる必要がある。しかし現状では、2030年時点で稼働できるのは多くて21基、15パーセント程度だろう。政府の見通しは厳しい」と分析した。
また、次世代革新炉の建設については、「1基あたり2兆円程度かかる可能性がある。自由化された市場の中で、巨大投資をした企業がシェアを失うリスクがあるため、政府が投資の枠組みを考える必要がある」と指摘した。
■「原発か再エネか」を超えた多様な選択肢
