東4局は2巡目にカン二万待ちをテンパイ。赤が1枚あるため、このまま即リーチという手もあったが、阿久津はここで一万を払う選択。4巡目に再びテンパイすると、力強く「リーチ!」。六・九万待ちで六万ならばタンヤオという手、ここで阿久津は高目を一発で引いた。リーチ・一発・ツモ・タンヤオ・赤に、雀頭の2索が裏ドラとなって1万8000点のアガリ。2索は最初のテンパイを外した後に2枚引いた牌であり、阿久津の勝負センスが光った名局となった。
南4局、最後の親番では茅森から7700点のアガリでダメ押し。同2本場に滝沢の跳満ツモで親被りとなるも、+77.1ポイントの大トップで試合終了した。
試合後は「どんな状況でも、トップはうれしいなというのが正直な感想です」とコメント。堀の誕生日であることに話題が及ぶと「なんで堀さんじゃないの?と思ったかもしれないですが、元から決まっていたオーダーです。これでラスだったら、それこそなんでお前が出て来てラスなんだよとなってしまうので、トップでよかった」と笑顔を見せた。
一発ツモに裏ドラを乗せた会心の勝利。阿久津は「勝負どころでアガれたのがよかった」と振り返った。現状は9位と苦しいが、残された試合でも目指すべきことはある。阿久津は「8位と9位では、来シーズンの最終日のひとつ前に打てるかどうかが変わってくるので、まずはそこと、最高得点賞を目指そうということで打ちました。いい麻雀を打つことが、来期もサクラナイツを応援しようと思ってもらえるために必要なことだと思っています」とファンへメッセージ。
期待の20代として今期から参戦するも、個人5勝という現状に満足はない。この日の勝利を弾みに、来期の躍進へとつなげる一局となり、ファンの期待も高まった。ファンからは「がんばれ阿久津!!」「阿久津先生さすがですー!」とエールが寄せられた。
各チーム・選手の成績



